横浜市でトランクルームを探す際に、「認定トランクルーム」というものを目にしたことはありませんでしょうか。
実は認定トランクルームとは、倉庫業法(平成14年施行)に則った保管設備を整え、荷物を預かる契約(寄託契約)に基づき、お荷物を預かるサービスのことを言います。
マリンボックスが横浜市内で運営しているレンタル収納スペースに該当するトランクルームとは似ているようで全く別ものなんです。
そこで、両者の区別を明確にする意味も込めて「認定」という言葉が付与されるようになりました。
今回は両者の具体的な違いについて紹介していこうと思います。
レンタル収納スペース型トランクルーム
荷物を預かる契約ではなく、保管場所を貸す契約であるため、交わすのは基本的に賃貸契約となります。
24時間365日借主が自由に荷物の出し入れができ、費用面でも認定トランクルームよりも割安となっている点がメリットです。
倉庫の一形態である認定トランクルームと比べて、出店区域に制限が少ないため店舗数も多く、自宅の近所でも見つかりやすいです。
あえてデメリットを挙げるとしたら、あまり高価なものを保管するにはむいていないということくらいでしょうか。
認定トランクルーム
・保管場所、保管方法が明確である。
・保管性能が明確である。
・トランクルーム寄託約款が決められている。
・相談窓口がはっきりしており、担当者が常時いる。
・倉庫業認可を受けている。
上記条件を満たした、倉庫業者が運営するトランクルーム(倉庫)だけが認定トランクルームを名乗ることができます。
トランクルームと名前はついていますが、家財、美術骨董品、ピアノなど高価なものも保管できる倉庫の一種と言えます。
保管場所を貸し出すレンタル収納スペースタイプのトランクルームとは異なり、荷物を預かることが主体なので、預ける荷物には保証がつきますし、温度や湿度を一定に保つ必要があり、保管環境が重要なワインや楽器などでも適切な状態で保管・管理できるというメリットがあります。
しかしその一方で、荷物を出し入れできるのが認定トランクルーム事業者の営業時間内に限られること、施設内にスタッフが常駐する必要があるため費用が割高になってしまうことがデメリットと言えます。
また、業者によっては、荷物の出し入れの度に別途費用が発生する場合もあり、注意が必要です。