24時間365日いつでも出し入れできることが大きなメリットのトランクルーム。
とはいえ、募集している広さだと、一人で借りるには広すぎるし、賃料が高いと感じることもあったりしませんか?
そんなときは是非、今回紹介する、複数でトランクルームをシェアするという手段を検討してみてください。基本的に、狭いほど単位面積あたりの賃料が高めになる傾向がありますので、広めの部屋を借りて賃料折半する方が、狭めの部屋を一人で借りるよりも費用を抑えることが可能です。
複数でシェアすれば賃料折半以外にもスペースを有効に活用できたり、交流の場になったりと、メリットも多くありますよ。
サークルや部活の仲間内で借りる
拠点となる場所のすぐ近くに屋外型トランクルームを借りて、所属する仲間内でシェアする使い方です。
大きくて重たい楽器類や、部活で使う道具類を入れておけば、家からわざわざ運ばなくても済むので楽になります。
また、スポーツ用具なども手軽に共有できるというメリットもあります。
趣味の仲間でショールーム代わりに
例えば、レイアウトを組むのにある程度の場所を必要とする鉄道模型や、人には知られたくないアイドルやアニメグッズ、漫画など、同じ趣味を持つ仲間内で費用を出し合えば、広めのトランクルームを共用のショールームのように使うことができます。
特に漫画などは、トランクルームに本棚を設置して、仲間内で気軽に貸し借りができるプライベート図書館のような使い方もおすすめです。
1.複数人で利用できるかを利用前にしっかりと確認すること
事業者や物件によってはセキュリティ面等の理由から複数人での利用を想定していない場合もありますので、必ず事前に複数人でのシェアが可能かどうか事業者に確認するようにしてください。
このとき、以下の点も確認しておくと良いでしょう。
・契約が代表者一人になるのか、それとも利用する全員が対象になるのか
・鍵は人数分用意できるのか
・支払い方法はどうなるのか
2.利便性のチェックも忘れずに
複数で利用するからには、全員の家や活動拠点からの距離やアクセス面もしっかりと確認しておきましょう。
全員の家から同じ距離にあるのが理想ですが、実際はそううまくいかないものです。
もし、どうしても近い人遠い人が出てきてしまう場合には、距離に応じて負担額を調整するなどの不満が出ないように工夫が必要です。
3.保管環境のチェック
一人で利用するときと同様に保管環境もしっかり確認しましょう。
スポーツ用品やアウトドア用品であれば、より賃料がリーズナブルな屋外型トランクルームでも問題ありませんが、本やグッズなど湿気や高温に弱いものの場合は、空調設備のついた屋内型トランクルームを選ぶことをお勧めします。
もちろんセキュリティ面もおろそかにしてはいけません。保管するものが自分だけのものでないからです。
施設の入退室管理や防犯カメラ設置の有無など、盗難防止の対策・設備面もしっかりと確認しておくことが大切です。